歯のメンテナンス

私たち日本人は、歯に対して以下のような考えを持っているようです。

・高齢になると、歯は無くなってしまうもの
・虫歯/歯周病になるのはしょうがない
・歯医者は歯が悪くなってから行くもの

そうではないのです！
実際は、80歳を過ぎても、ご自分の歯で不自由なく食事が楽しめます。
私たち多くの日本人が上記の考えを持っているのは、私たちが「歯の予防」というものが全く確立できていなかったからです。

歯科先進国では、ご自宅のケアと歯科医院でのケアの両方を実践しています。それは、ご自宅でのケアだけでは落とせない汚れがあること、そして、悪くなってからでは手遅れであることを理解しているからだと思います。

そういった方は、実はわが国でも歯科意識の高い方は、すでに増え始めています。あなたの周囲にもいませんか？定期的に歯科医院に通っている方が。ぜひあなたもその一人になっていただきたいです。

ご興味のある方はお声がけください。

STEP1診査/お口の状態を診査

まずは「各種検査」を行って、患者さんのお口の状態を診査診断します。そして「問診」を行うことで、患者さんがどんな生活をしているのか等をお伺いして、患者さんに合った「独自の予防計画」を作成します。

STEP2処置/歯垢、歯石の除去

虫歯や歯周病の原因は「歯垢・歯石」です。それらを取り除く処置を行います。基本的なことですが、とても重要なことですので、これをしっかり行います。そのために、当院では「染め出し」を行ってから処置を行いますので、歯石等の取り残しが防げます。

STEP3最終確認/歯石等の取り残し除去

最終確認を行って、歯石等の取り残しがないか確認します。この段階を徹底しないと、再発につながりかねませんので、徹底的にチェックします。

STEP４後日の再評価

後日、お口の中を再評価します。
「STEP１」～「STEP４」を繰り返すことが重要です。
これを行わないと、悪くなった後の治療になってしまうからです。

悪くなる前に、問題になる箇所が出ないように「予防」していくとが、高齢になっても自身の歯で生活するためにとても重要です。

歯を失うことの”つらさ”は、失った方でないと分からないと思います。実際に、相当「生活の質」（QOL）が落ちます。
あって当然と思っていた「歯」を大切にして欲しいです。
毎日のブラッシングと定期的なメンテナンスを、人生に組み込みましょう。幾つになってもご自身の歯で生きるために。

デンタルケアの主役は「歯科衛生士」です。
歯科衛生士は国家資格であり、予防ケアのプロフェッショナルです。
歯の病気にならないための様々な予防法に精通しています。
そんな衛生士ですが、当院では患者さんに専属で衛生士がつく「歯科衛生士担当制」を導入しています。

毎回、同じ衛生士が担当させていただくので、患者さんのお口の状態が常に把握できていることになり、ちょっとした変化にも気づきやすくなります。またお口の状態だけでなく、生活習慣も把握できることから、生活面や食事面からのアドバイスもより的確に行えると思います。様々な面から、患者さんの”健口”をサポートさせていただきます。