高崎市・富岡市で部分入れ歯が外れる方へ|安定させるための工夫
2025年11月3日
「部分入れ歯が動く」「食事中に外れる」「話しているとズレる」
このようなお悩みは、多くの患者さまが経験されるものです。
入れ歯が外れやすくなる原因は、設計や素材の問題だけでなく、
お口の環境や使い方の変化にも関係しています。
高崎市や富岡市、安中市、渋川市などからも「何度調整しても外れる」とご相談をいただきます。
部分入れ歯の安定には、支える歯・噛み合わせ・歯ぐきの形の3つが大きく関係しています。
原因1:支える歯(支台歯)のトラブル
部分入れ歯は、残っている歯にバネ(クラスプ)をかけて支えています。
しかし、支台歯が虫歯や歯周病で弱っていると、入れ歯をしっかり固定できません。
また、力のかかり方が偏ることで、入れ歯が傾いて外れやすくなります。
当院では、支台歯の健康状態を確認し、必要に応じてクリーニングや治療を行ってから入れ歯を再設計します。
支える歯を守ることが、結果的に入れ歯の安定にもつながります。
原因2:噛み合わせの不均衡
部分入れ歯は、残っている歯との噛み合わせのバランスが非常に重要です。
一部の歯に強く当たると、入れ歯が浮いたり、反対側が外れやすくなります。
特に、長期間同じ入れ歯を使用していると、人工歯がすり減ってバランスが崩れることがあります。
高崎おとなこども歯科・矯正歯科では、咬合紙を使って噛み合わせを細かく確認し、
噛む力が左右均等にかかるように微調整を行っています。
さらに、筋肉の動きや発音時の口の動きも確認し、
日常生活の中で安定して使える状態を目指しています。
原因3:歯ぐきや骨の形の変化
加齢や体重減少により、顎の骨がやせて歯ぐきが下がると、
入れ歯との間にすき間ができ、吸着力が弱まります。
こうした場合は、入れ歯の内面に新しい素材を足す「リライニング」で改善できます。
定期的に調整することで、再び密着度を取り戻すことが可能です。
安定させるための工夫
最近では、金属のバネを使わないノンクラスプデンチャーや、
インプラントで固定するオーバーデンチャーといった方法も選択できます。
見た目を自然にしながら、外れにくい構造にすることができます。
高崎市や富岡市をはじめ、前橋市・安中市・玉村町・本庄市などからも、
「外れにくくなって快適になった」とのお声をいただいています。
部分入れ歯のトラブルは我慢せず、専門的な調整を受けることが解決への近道です。








