食いしばり
2025年5月7日
こんにちは、歯科医師の藤巻です。
起床時にお口が開きづらかったり、筋肉の疲れとしてだる重い感覚を経験された方はいるでしょうか?
特に寒い日などは無意識のうちの歯を食いしばっていることがあります。
家から出て急に寒さを感じたときなど、力が入ってしまうことはありませんか?
そもそも食いしばりとは、本来噛み合わせるためにある隙間を日中や就寝時を問わず、無意識のうちに噛みしめてしまう状態をいいます。
本来であれば、上下の歯が接触するのはお食事の際など瞬間的なものであるはずですが、無意識下で歯を食いしばっているとすると歯にかかる負荷は60kg程度、さらにそれが就寝時になると体重の約2倍にも及ぶと言われています。
顎周りの筋肉が寒さで収縮し、無意識のうちに食いしばりをしていると、歯の痛み、顎の痛み、疲れなどの症状につながりやすくなります。
そのためマウスピースなどで噛み合わせの力を分散し、歯の一本あたりににかかる力をバランスよく分けてあげることで症状の緩和につながります。
ご来院頂ければより詳しくお話ができますので、お気軽にご相談ください!